2012年11月1日木曜日

電熱グローブのインプレ

今回の記事はずいぶん前からコツコツ書き足したものとなります。。。


近頃になってようやく寒さを感じる日が増えてきました。そろそろ冬支度を考えているライダーも多いのではないでしょうか。

そこで、もしや検討されている方が多いのかもしれない電熱ウィンターグローブ(前回の記事はこちら)のインプレを記してみようと思います。

インプレ対象は昨年に購入したRST589 e-HEAT WINTER GLOVE(2011年モデル)。今年はRSタイチだけではなく、コミネなども電熱カテゴリーに参入しているのでHOTになりそうな予感ですね。。。



それでは早速。

屋内ではまさにコタツのように暖かかった電熱グローブですが、屋外での使用となると体感温度はやはり変化します。そこで体感的に実際の暖かさはどうなのかを書いてみます。

まず、RST589の操作性については若干モッサリとするくらいで運転に問題となる点は見当たらず、耐久性についても問題は発生しておりません。熱による汗はほとんどなく、蒸れも感じませんでした。

グローブ自体も軽量でインジケーターが光っている以外は普通のグローブと同じです。個人的にはナックルにハードプロテクターを装備したシャープなデザインのスポーツモデルを希望したいところです。

雨天はバイクに乗りませんので、これらは無評価とします。

ちなみに私は超のつく冷え性で、冬はかなり苦手なタイプ。
テスト車両はメガリ250r(フルカウル)です。


12月〜1月(和歌山:気温5〜10℃)の使用感

電源HIGHモード
基本的に暖かい。長時間走行では後半に冷たさも感じますが十分に実用的なので手元は冬でも快適です。
走行風の影響をあまり受けない一般道の速度域においてはコタツ状態。路面の脇に少し残雪しているようなシチュエーションにおいてもほんのり温かくて活躍しました。

電源MIDモード
最も常用しているモードで保温性を重視しており、節電とのバランスにも優れています◎

LOWモード
効果が少ないのであまり使用しませんでしたが、僅かな暖かさは感じます。原付などの速度域が低いバイクであれば効果を活かせるのかもしれません。

バッテリー
HIGHモードで2時間以上持ちました。
MIDモードで5時間ほど持ちました。
※おおよその感覚値です。使用環境によってかなり変動します。



2月(和歌山:気温0℃前後)の使用感

電源HIGHモード
さすがに0℃近い気温だと冷たさを感じますので、一般道でも走行中に鼻歌まじりの暖かさを期待するのはやめておいた方が懸命だと思います。
しかし、休憩などで一度グローブから手を引き抜いてから、もう一度グローブに手を差し入れると「暖かい!」と声が出るくらいだったので防寒の役割は果たしていると思いました。

どうやら。

走行中の風による冷えに対して電熱グローブは発熱で対抗しているような構図。つまり発熱量が寒風の冷たさに負けだすと、少しずつ冷たくなるような気がします。

理想的にはアルミ蒸着等で魔法瓶のように断熱ができるとよいのですが、蒸れの問題も抱えそうなので難しいのでしょうね。。。

それでも、この季節に超寒がりの私がインナーグローブを1度も使用していないという事実を鑑みれば、じつは凄いのかもしれません。。。電熱恐るべしです。

電源MIDモード
寒さを少し防ぐ効果はあります。2時間以上使うなら常用。

LOWモード
不使用でした。

バッテリー
HIGHモードで2時間以上持ちました。
MIDモードで4〜5時間持ちました。
おおよその感覚値です。使用環境によってかなり変動します。


真冬に二ヶ月ほど使用してみて

0℃〜5℃の気温(天候は曇りを基準)で十分以上の暖かさを狙うなら本音はグリップヒーターが欲しくなります。

しかし、電熱グローブは厳冬期の一般道においても効果はあると思います。車の流れに乗って走るようなシーンでは冷えを防ぐ効果があり、本当に有り難い機能だと思いました。冬のバイク乗りが最も嫌うであろう指先の痛さが軽減される点は画期的です。

バッテリーも予想に反して優秀。スペック通りの働きをします。

ただし、高速道路などの強い風にさらされる状況では少し厳しく、風の冷たさによってエネルギーが奪われるので高速道路を長時間走るならグリップヒーターやハンドルカバーを利用するべきかもしれません。


電熱グローブのメリット

・厳冬期以外であれば暖かい
・やはりコードレスにつきる
・バイクを選ばない
・繰り返し使える

デメリットも考えてみたけど、価格以外にはとくに見当たりませんでした。むしろ恩恵が目立ちます。

当時の19,950円(現行型のRST-592は25,200円に上昇してしまいました。スマホタッチ搭載だけどちょっとお高いのかな...)という価格は電熱の付加価値や防水性・耐久性などの実用性を考慮し、そこにバッテリー代も含まれているとすれば妥当な価格でした。2年保証という保証内容にも安心感があります。

もし、冬のグローブを新調するのなら電熱を選んで失敗はないでしょう。

私の友人も電熱には興味津々だったし、おそらく価格もあまり下がらない商品だと思うので、冬でもバイクに乗るライダーは売り切れる前に注文したほうが無難かもしれません。

ただ、電池がないと恩恵を受けられないので、真冬のツーリングにはやはりスペアバッテリーを用意する必要があると思いました(HIGHモードを連続使用できるので)。

現行型のRSP026 e-HEAT グローブ用 スペア バッテリー(2個セット)5,880円
ちなみにこれは前モデルのRST589にも使用できるようです。

 ※写真は前モデルのバッテリー



そして、今年はコミネからも電熱グローブが発売されます。

GK-770 Electric Heat Gloves-OMERO
 エレクトリックヒートグローブ-オメロ ¥23,100

GK-771 Electric Heat Gloves-ODISSEA
エレクトリックヒートグローブ-オディッセーア ¥21,000


なにやら特徴的な名称が◎

スペックは似たような感じですが、コミネらしいプロテクション性能のオメロと実売では低価格なオディッセーアがポイントでしょうか。

ちなみに、今朝方にネットショップでコミネの上記モデルを確認してみると実売ではかなり安い値段で販売されており、お買い得感があります。サイズによっては既に売り切れのモデルもあったので急いだほうがいいかもしれません。

どちらにせよ、電熱は「2年かけて元をとる」つもりで早めの購入が吉だと思います。使う程にお得なので。。。


関連記事

・電熱グローブ RST589
・電熱グローブの取材
・Motorcyclistに掲載
・続・電熱グローブのインプレ




おまけ



走行時間が長くなりそうなときは、小さめの使い捨てカイロをバッテリーを格納するポケットに入れて利用することもあります(そのときはバッテリーを外します)。

肌に直接当たらないように工夫するなど注意をする必要はありますが、手首は電熱より温かいので緊急時にはよいかも。。。

※あくまでも自己責任です。グローブが故障しても自己責任となります。
くれぐれも低温やけどにはご注意ください。

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