2010年9月10日

日常のおはなし

今日は朝から夕方までグループ&個人レッスンの一日。お昼休みも返上です。ここしばらく通常業務と講師業の両方が忙しいので自身の作品が停滞気味。。。

お教室関係では2週間程の間に1万枚近くの写真に目を通したので、さすがに神経がすり減りました。フィルムのころとは違ってデジタルはカット数がケタ違いに増えるので、写真の選別依頼はかなり大変です。それでも鉱山の中に隠れている原石がチラホラと見つかるので丁寧に振り分けたり、画像補正のアシストをします。セレクトした写真にはどんな価値があるのかを丁寧に理解させて、生徒さんに感性や技術をうまく吸収させる指導をしています。

時間や手間はかかりますが、私は一人一人に責任を持ってマンツーマンの指導に徹します。これは本当に大変な労力が必要で割があわないから他の先生ではまずやらないと思うから。でも私は品質がウリなのでとことんやります。写真を愛する情熱ある「人」が好きなので。

そして、その合間にはカメラマンとして七五三の写真も撮っています。こちらはお子様の最高の表情を撮ります☆自然で最高の笑顔という表情に価値を見いだし記録する。作品とは根本的にスタンスの違う位置からの撮影です。カメラマンの感性を作品として売るのではなく、お子様の一番いい笑顔や仕草を「個性」として引き出しながら、思い出となる「記録」となるように写すのが私のプロとして徹する記念写真です。99パーセントがお子様の「魅力」で、残りの1パーセントがカメラマンの「感性や演出」です。実際にお客様が完成した写真をご覧になったときに心の底から「ウチの子いい表情やわ~☆」と喜ばれる姿がカメラマンとしては一番嬉しいのです。

そうして記録した写真はずっと先の未来まで残ります。時間がたつほどにきっと他にはない宝物のような価値があると思います。そのときにカメラマンの演出感が残るより、被写体の「人」としての存在感が残るほうが大事なのではないかと私は考えています。。。

 フランス語...

パリから届いた知人のおすすめクッキー&紅茶を楽しむのが、癒しの時間です。