2011年2月6日

細江英公さんに会いました

昨日、大物写真家「細江英公」氏のトークショー&文化功労者お祝いの会に参加しました。
夕方より神戸の写真ギャラリー「TANTO TEMPO」にてトークショーが行われましたが日本の写真家史上でも指折りの大物だけに会場はすでに満杯です。。。/(・x・ ;)



トークショーではゆったりとした話口調で細江氏が作品の解説などを行われており、参加されていた方々はメモをとったりしながら細江氏の談話に耳をかたむけておりました。

あまりにも混み合っていたので。私はトークショーをしているさなかに展示作品を拝見。以前に東京で細江氏の作品「抱擁」などのシリーズを見て、美の境地に驚愕しましたが今回の少し特殊な作品「花泥棒」にもまいりました。直接見たほうがよいと思うので詳しい話は割合しますが、とてもいい感じに降参です。モノクロプリントの仕上がりも恐ろしいと感じるくらいに綺麗でした。作品を拝見しているうちに、この出会いはきっと将来において大きな糧となるように感じ自分への投資と考えて作品を◯いました。それはなんとなく展示作品の中では少しストーリーからはみ出た感じの一枚でしたが、写真家には最も心に突き刺さる写真だったと思います。

写真の外側ではなく、内側に秘められた写真家の真摯な心と妖艶な美を感じました。

その後、神戸旧居留地オリエンタルホテルにて細江英公文化功労者お祝い神戸の会に出席。


左:TANTO TEMPO 山田社長  右:細江英公氏

TANTO TEMPOの山田社長や杉山ディレクターからの心温まるメッセージと共にお祝いの会は執り行われ、細江氏を中心にたくさんの方々と交流がありました。文化功労者の選出は写真界にとって、とても大きな意義のあることであり、その細江氏が関西でも写真展と式典に参加をいただけたのは本当に大きな収穫だと思います。

また、細江氏が館長を務める「清里フォトアートミュージアム」に私の作品が永久収蔵されているという繋がりから、杉山ディレクターのはからいもあってスピーチをさせていただきました。めちゃ緊張しましたが、正直に、心のまま、若い写真家としてのメッセージと細江氏へのお祝いの言葉を贈らせていただきました。


左は写真家の北氏 中央は私 右は杉山ディレクター

ほかにも写真家や研究家、関係者の方、私の作品をお求めいただいた方など、たくさんの人達とお話をさせていただけて、とても心に残る素晴らしい会であったと思います。

 会場の様子


ハートランドビールもありました(奥にある緑のボトル)

この日は自動車なので飲めませんでしたが。このビールはとても香りがよくて美味しいです。ビールが苦手な方でも好きになれる味と香りだと思います。

じつは、以前に「HEARTLAND KARUIZAWA DRAWING BIENNALE 2007」というコンテストで賞をもらったのがこのビールの作品でした。

ちなみに

キリン ハートランドビールのホームページで作品が紹介されています。


特殊な水性のインクジェットで印刷した写真です。。。

少し、話がそれましたが。

たくさんの人が笑顔になれるので、たまにはこういうパーティもいいなと思いました。