2011年11月4日

SPIDIのジャケットP87

今回はバイクに乗るときの服装について、ちょっと考えてみます。

バイクというのは自立ができない不安定な乗り物ですから

たとえ優れた運転技術があっても集中力が抜けて、ふとした隙に転倒することがあるかもしれません。少なくとも私は運転が達者な方ではないので転倒経験は多くあります。

路面状態の良いところで転ぶのは稀ですが、いくつか思い出してみると。


砂埃の路面でスリップダウン。
ブラインドコーナー先の氷上でスピン。
長距離走行後に気を抜いて立ちゴケ。
下りヘアピンの逆バンクでハイサイド。
アンダーカウルを路面に擦って転倒。
脇道から飛び出てきた四輪とクラッシュ。


大半は軽く擦りむいた程度でしたが、骨折や半月板の損傷、靭帯が切れちゃったりして手術をしたこともあります。もちろん部位や損傷の度合いにもよりますが、復帰するまでには地獄の月日が必要となる場合もあります。

そのくらいになると完全には治癒しないこともあると思いますし、恋人や家族、友人など周りにいる大切な人たちに心痛な想いをさせることになってしまいます。。。

これらの情けない経験から、せめてバイクを運転するときには危険を早めに予測して安全運転を心がけることと、万一の転倒に備えて少しでもダメージを軽減できる服装に配慮する。

この当たり前のことが身を守る手段となります。

実際にはこういった努力をしていても事故に合うこともありうるので、受動的安全を考慮して長袖の上下服装、くるぶしまで覆うシューズ、グローブとヘルメット、これはバイクを運転する上で最低限の装備です。

でも、町中で走っているライダーの中には夏場などは素手や半袖、タンデムの女性はスカートというのもたまに見かけます。。。
薄着やジーンズ姿で転んだら、あっさりと破けて皮膚が擦り剥けるし衝撃の吸収もできませんので、たとえ車とぶつからなくても大ケガにつながることもあるでしょう。

オシャレ感が大事な若者にはちょっと悩ましいという気持ちもわかりますが、本当に危険なので夏場もせめて長袖を。。。

昨今ではスタイリッシュなウェアも多く見かけるようになっているし、プロテクション内蔵のウェアも選択肢になりうると思います。

かくゆう私もどちらかといえばバイク乗りを意識させない服装が好みなタイプなのですが、歳のせいかバイクに乗る時は安全を優先に革ツナギがいいかもという考えに変化をしております。

そんな思惑の中、とりあえずはカジュアルな範疇で安全な服装を選んでみました。
恥ずかしながら、まだバイクもないのですが…
前回の脊髄パッドZ54と一緒に注文したジャケット

SPIDI  JK  LEATHER  JACKET  P87 のご紹介。



 白い横縞のボーダーラインがポイント
 ラインナップにはオールブラックもあります。


最近は人気がないのかもしれないイタリアのSPIDI。
でも昔は憧れていたブランドなので迷うことなく決定。


以前に大きな転倒をした時にバイク用の革パンツ(捲れてボロボロに…)を履いていたおかげで皮膚などは無傷でした。

私はそれ以来、革製品を最も信頼し、次いでコーデュラなどの高機能ファブリック製品を使用します。

SPIDI  P87はシープスキンなので新品でもかなり柔らかく、着心地抜群の革質ですがファッションブランドのシープスキンジャケットなどに比べるとずいぶんと分厚いので耐擦傷性は心配いらないと思います。




  SPIDI P87は牛革ではなくシープスキン(羊革)
  ライナーはジッパーで取り外しが可能。
  太めの糸で縫製もよく、丈夫だと思います。


ジャケットの肩と肘部分にある内ポケットにはゴム製のCE規格プロテクターを標準装備しています。プロテクターは包み込まれる感じで素晴らしくフィッティングが良いのですが、中心から外側に向かうほどにゴム厚が薄くなるので、肘プロテクターをNANKAI テキスタイル用プロテクター ハードタイプ(ショルダー)CE規格に換装しました。

肩も同タイプのプロテクターを購入したものの肘用とは違いフィット感がよくないので、こちらは標準装備のプロテクターに戻すことに。

  NANKAIのハードプロテクター。
  1,500円という超低価格でしっかりプロテクト。




 脊髄プロテクター(Z53・Z54)は別売なので別途購入が必要です。
 (1つ前の記事で紹介しています)


また、P87には取り外しのできる薄手の中綿入りライナーが装着されており、ロングシーズンの着用が可能です。ライナーをとりつけると腕周りは若干タイトになりますが、全体的にはけっこうゆとりが。。。(とくにウエスト)

ジャケットにスリムなラインを求めるのならあまり向かないのかもしれませんが、P87のデザインや品質、質感は十分に満足しています。

スリム感を求めるならHYOD PRODUCTSなどがよいかもしれませんね。
狙っていたウィンタージャケットが早くも売り切れのようで残念ですが、HYOD(ヒョウドウ)というブランドもカッコイイと思います。



 P87の袖口はジッパーで広げることも可能。



P87の価格はHYODのレザージャケットと同じくらいですが、イタリアのブランドだと考慮すればむしろ安いのかもしれません。

あと、革にこだわるのならKUSHITANI、町乗りで役立ちそうなDEGNERも気になります。

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