2012年3月25日

メガリが2000キロを走破!

 2000キロ走破の記念に1枚

メガリの走行距離が2000キロメートルを超え、慣らし走行が完了しました。
当たり前のことだけど、無事に終わって本当に良かった。

おさらいしてみると。。。

まず、メガリ250r(初期ロット)は不確定要素に満ちたバイクだったので、過去に乗り継いできた車やバイクの慣らし走行の中では最も注意を払いました。

走りはじめはリターンライダーである自分の慣らしもあり、急のつく動作は極力さけて走行。単気筒エンジンの振動と圧搾音にも戸惑い、ギアもニュートラルに入りづらいなど、ちょっと驚きの乗り物でした。
ならし当初のエンジンフィールは金属的な多少ガサガサとしたもので、クラッチも今時の250にしてはいささか重く(握力が小さい私でもしばらくすると慣れました)ギアが馴染んでニュートラルに入りやすくなるまでは神経を使いました。

※メガリと他車のクラッチ比較(個人的な体感・比較は全て現行モデル)
CB1100  油圧のためかメガリよりも軽い
CB400    メガリと同等〜少し軽い
CBR250R メガリよりも圧倒的に軽い

エンジンのエンスト症状にも悩まされるなど信頼性にはもどかしい部分も目立ち、エンジン以外ではステムナットの緩みによるブレーキング時の振動なども発生、こちらは単にアセンブリー作業のばらつきが原因ではないかと思われますが。。。

とはいうものの、現状では時々発生するエンスト症状と再発したリアブレーキの鳴き以外はほぼ解決の方向であり、信頼性はさほど気にならないバイクに仕上がりつつあります。

道具としてではなく、趣味としてバイクを楽しみたい私にはトラブルが発生しても一つ一つ解決していく過程が新鮮で、バイクのメカニズムを勉強する機会にもなりました。
何と言ってもメガリは機械的で無機質という現代の乗り物とは対極に位置するマシンで、どこかクラシックなラテン系のエンジンは多少非力ながらも情熱的。
悲しいかな日本車にはないデザインの格好良さも相まって、育てる程にメガリへの愛着度は上昇中です。

ちなみに、四輪の話になりますが、私はソアラ430SCVという愛車を長きにわたり所有しております。こちらは世界のトヨタというだけあって、故障もなく静かでウルトラスムーズな乗り物。モーターのようなV8エンジンは高回転域で美しいビートを感じさせますが、基本的に振動とは無縁で、まさに「静」という言葉が似合います。
しかし、ソアラは移動の手段としては最高のパートナーですが、逆にドライバーの介入できる領域が少なくて物足りなさを感じます。

それと比べるのは変かもしれませんが、メガリはもの凄く「動」で面白い。
エンジンの振動と咆哮がライダーの手中に収めることのできる範疇にあり、車重も軽量でコーナリングは意のまま。まさにバイクとの一体感や走る楽しさを味わうことができています。

どこを見ても今の世界は便利でよく出来たマスプロダツクに溢れており、コモディティ化が著しい時代の中においては、メガリのような乗り物はある意味では貴重かもしれません。。。

話はそれましたが


走行距離1000キロまでのメニュー(私の場合)

・暖機運転は必ず行う
・慣らしの最高回転数(説明書参照)を守る
・エンジンの回転上昇と下降はゆっくりと
・ギアダウン時のエンジンブレーキも緩やかに
・ギアはまんべんなく使い、とくに1速→2速はしっかり入れる
・ブレーキも優しく滑らかに
・できるだけ一般道を走行
・ガソリンはハイオク
・各部を点検するつもりで乗る


走行距離1000キロを超えてからの感想

1000〜2000キロの慣らしでも1000キロまでと同様に慎重な操作を心がけ、エンジン回転数は距離が増すごとに5500rpmから6750最高回転数まで段階的に引き上げてみました(慣らしの後半は高速道路が中心)。

そして印象的だったのは1300キロ程の距離を走行した頃にエンジンのフィーリングがかなり滑らかに変化したこと。

納車時は金属的で刺々しいエンジンフィールでしたが、距離を重ねるうちに「まろやか」になりました。現在は新車のメガリと乗り比べれば誰にでもわかるくらい別物のエンジンとなっています。
もしかしたら最初から添加されていたSUPER ZOILや、初回点検で交換したオイルMOTUL 7100(ナナイチ)の効果かもしれません。。。(とくにオイル交換後は明らかにシフトタッチが向上)

どちらにせよ、可能な限り丁寧に慣らし運転を続けてきた労力が報われたのか、エンジンの振動や回転上昇はかなり優しいものとなり(納車時のメガリと比べて)、シフトフィールも普通のバイクと大差がないものになりました。

慣らしの後半では水漏れのトラブルもありましたが、修理を施してからは問題ありません。

そして先日。

ついに私の車両もアレを交換しました。

はたしてその効果はいかに。。。

4 件のコメント:

  1. >西山さま
    慣らし運転完了おめでとうございます。(羨ましい)
    私は、まだ1,300kmちょっとです。頑張らねば!
    今日は、非常に天気が良かったので150km程乗って来ました。そしてなんと、一度もエンストしなかったんです。こんなこと初めて!(^_^;)
    段々調子良くなって来たぞ〜

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  2. 西山様

    慣らし無事に終了されたとのこと、おめでとうございます★私もあと300kmほどですが、無事に慣らし終えるよう乗っていきたいと思います。

    さて、昨日と今日気になる症状が出ました。昨日は80km程度走ったのですが、40km地点で休憩所に入る際に、80km/hぐらいで6速から5速へシフトダウンしようとした瞬間カツンとエンジンが止まりました…エンストというよりキルされた感じでした。今日はアイドリング中にカツンと…

    Gさんの店長談ではメインキーのシリンダー周辺で接触不良のある車両があるとのことでしたが、電装系でしょうか…昨日は割りと高速での症状だったので焦りました。再始動は問題なかったのですが、場合によっては危険な症状です。一度電気系をチェックしてみようと思います。

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  3. karaさま

    こんばんは
    おかげさまで無事に慣らしも完了いたしました。
    ありがとうございます(^-^)

    お天気の良い日に乗れるのも羨ましいです。。。こちらは僅かな休みも雨で乗れませんでした(笑)
    あと、改善されたECUも調子が良さそうですね。私のメガリはまだ評価段階ですが、どうやら「メガリ解禁」の札がつきそうです。。。

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  4. sohさま

    こんばんは
    なんとか無事に慣らしも完了いたしました。
    ありがとうございます('-'*)

    エンジン停止の件、興味深いです。。。
    電源自体が落ちるのならキーシリンダーまわりかもしれませんね。こちらもタンクバッグを利用しているので(事情があって、バッグの一部がキーにのっかります)注意してみます。

    もし改善ECUに交換されていない場合は、距離が増すとともにクラッチを切ったとき(5速あたりでも)や停車直前にエンストが頻発するのかもしれません。私はこれが原因で換装しました。

    sohさまの慣らし完了も目前の様子ですが、とりあえずは安全第一でよろしくです。。。

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