ギアがニュートラルに入りにくいことだと思います。
かくいう私も納車された時点では、N付近のシフトフィールのシブさには閉口しました(ニューマシン メガリ250rが納車の記事参照)。
しかし、納車日の走行終了直前にそれとなくシフトペダルを※思いっきり踏み込んだり、持ち上げたりしたことが功を奏したのか、翌日からは嘘のように快適なシフトフィールとなりました。
※絶対にマネはしないでください。
それ以降は距離を重ねるごとにシフトフィールは良くなり、現在では国産車と比べてもほとんど遜色のないレベルで安定しています。
そんな矢先。。。
東大阪にあるメガリ販売店の店長さんより、いつもの、ほのぼのとした声で電話が入りまして。
「メガリジャパンさんから西山さんに試してほしいパーツがあると連絡を頂いていますが、どうしましょう?」といった用件でした。
詳しくお話を伺うと、なんとギアの入りが良くなるパーツとのことでした。私のメガリは今のところシフトチェンジに関わる問題は概ね解決済みで、逆に悪くなったらどうしようかなと少し空を仰ぎましたが、普通に考えて、改善される目星がついているのだろうなと想像してお引き受けを致しました。
そして。
時間がなかったので、しばらく日を置いてから販売店で作業を開始。
時間がなかったので、しばらく日を置いてから販売店で作業を開始。
よそ見しているとメカニックさんがあっという間にここまで分解していました。
エンジン右側のケースと内部のクラッチを外し。
正面から
鼻歌まじりでテキパキと作業が進行♪
ガスケットはメタルです。
フライホイールでしょうか? ビューティフル。。。
フリクションプレートとクラッチプレート(銀色)
見た目は異常はないけれど。
エンストの正体はクラッチ関係(クラッチスイッチ含む)ではないかと未だに妄想しています(笑)
じつは当日、交差点の真ん中で突然エンストが発生。
ギアを入力している状態(1速でクラッチを切っている、ギアはニュートラルに入らず)でセルは回るもののエンジンが始動せず(いつもなら押し切る勢いで回せば始動する)、恥を忍んで路側帯まで押し歩き、Nに入れてからセルを始動するといつも通り一瞬でかかりました。メカニックさんもN以外ではエンジンの始動性が悪いのは確かだけど、原因は分からないとのこと。
念のためクラッチスイッチも点検。直結にしたり、色々試しましたが異常はなさそうでした。。。
そういえばメガリのクラッチスイッチの役割ってなんだろう。。。Nに入っているとクラッチを切らずともエンジンはかかるし、スタンドは関係ないし、やはりギアが入力されているとかかりにくい(セルは回る)ので、その辺りで効果があったりするのかな。
う〜ん。。。わからない。
ギアを入力している状態(1速でクラッチを切っている、ギアはニュートラルに入らず)でセルは回るもののエンジンが始動せず(いつもなら押し切る勢いで回せば始動する)、恥を忍んで路側帯まで押し歩き、Nに入れてからセルを始動するといつも通り一瞬でかかりました。メカニックさんもN以外ではエンジンの始動性が悪いのは確かだけど、原因は分からないとのこと。
念のためクラッチスイッチも点検。直結にしたり、色々試しましたが異常はなさそうでした。。。
そういえばメガリのクラッチスイッチの役割ってなんだろう。。。Nに入っているとクラッチを切らずともエンジンはかかるし、スタンドは関係ないし、やはりギアが入力されているとかかりにくい(セルは回る)ので、その辺りで効果があったりするのかな。
う〜ん。。。わからない。
話がそれましたが。
おそらく多くのメガリストを泣かせていたパーツがこちら。
メカニズムは。。。多分こんな感じ。
下から見てみると。
シフトストッピングプレートを回転させるコントロールフォーク?の爪はチェンジのシブさには関係ないと思うのですが。。。念のために覚えておこうと思います。
動画で(PCでご覧になれると思います)
新旧のシフトストッピングプレートを並べてみました。
星のような、葉っぱのようなパーツ。
ニュートラル付近の歯の形状をよく観察すると、左側の新しいパーツは歯のエッジがなだらかに処理されており、指でさすると違いがはっきりとわかります。
パーツを組み込んでから停車した車両でギアチェンジしてみると、ギアがいとも簡単にNに入りました。これにはメカニックさん達も驚き(笑)
もともと私の車両は各部のアタリが付いてきている(走行距離3500km〜)ので、一概には当てはまらないかもしれませんが、仮に新車でこれに近いフィーリングであるとするならばN問題は解決のレベルにあると言えるでしょう。
しばらく実走行でテストを重ねてみようと思います。
メガリジャパンさんも我々の知らないところで、問題を放置せずに改善作業を実行してくれているようです。次々と改善点が湧き出てくるからきっと大変ですが。。。
しかし、メガリ250rにとっては「改善こそが最も商品力をアップさせる」と思うので、これからも応援したいと思います。
それと。
一ユーザーのわがままで大変恐縮なのですが。
すでに3度目となるステムの緩みなども改善されると嬉しいです。。。
(今回はもう少しでフロントタイヤがラジエターガードにヒットしそうでしたので)
2014/7/16 追記
総走行距離13,000kmの時点におきましては、チェンジペダルのシフトフィーリングはすごく柔らかくなり国産車並にスムーズです。エンジンフィーリングもかなり滑らかで軽快そのものです。
オイルは引き続きモチュールの7100。一度だけゾイルを添加しています。
試乗したメガリもニュートラル入りにくかったですね。
返信削除たぶん、私のメガリも入りにくいんだろうな。(T^T)ウック!
それにしてもメガリジャパンの対応は好感が持てますね。
なかなか内部部品まで手を出さないですからね。
この部品がすべてのメガリユーザーのところに届くと良いですね。
おはようございます。
返信削除メガリさんも裏で色々頑張ってらっしゃるんですね。そういう姿勢は好感が持てます。どうせなら、そういう情報もHPを通じてどんどん発信してくれたら有難いのですが…
ニューパーツのインプレ期待してます。
楽しいマシンなので、メーカーさんと一緒に更に上のレベルのマシンを作り上げていきたいですね。
成香さま
返信削除最初はかなり入りにくいかもしれません(笑)
でも、入りだしたら大丈夫だと思いますので、気持ちを抑えて優しくエンジンの慣らしを。。。
今回、エンジンの内部にまで手を入れてくれるというのは私も驚きでした。
これで今後は新車時の大きな問題が一つ解決されるかもしれませんね。
sohさま
オフィシャル側からの情報はあまり出てこないようですね。そこに関心がある人はたくさんいると思います。
車両を購入している側の気持ちとしては、エンスト等の件で情報も無く、お怒りなる方がいても当然であると思います。一方で融通の利かない輸入車を世界で最も品質に厳しい日本という国において低価格で販売しながら、同時に改善作業を進行するというのは我々が想像するよりも大変なのかもしれません。。。ただ、メガリジャパンは色々な問題点を少なからず把握しているようですし、対策も練られている空気は感じています。
sohさんのおっしゃるように。メガリ250rをもっと良くしたい。
多くのユーザーとサプライヤーもこの気持ちは同じだと思います!!
近日、時間があれば走行テストしてみます。。。
こんにちは、昨日メガリ引き取りに行ってきました。
返信削除帰り道130キロ程走行して、思ったことは早くもっと回したい!!でした。ww
で、クラッチですがなんと!ニュートラルに簡単に入ります。(;゚Д゚)!
対策仕様が反映されているんでしょうか?
なので、全く普通に乗れています。
ただ、ライト下の金網が帰り道の途中で落ちたようで・・・早速販売店に連絡することになりました。
細かい部分は確かにチャイニーズクォリティーですが、何よりも楽しすぎますメガリ!!
成香さま
返信削除こんばんは。
メガリデビューおめでとうございます(^_^)
新車の段階でNに入りやすいなんて羨ましい。もしかしたら例のパーツが組み込まれているのかもしれませんね。
こちらもシートカウルの金網が一部ちぎれています(笑)
エンジンは距離が増すと滑らかに回ると思いますので、安全運転でならし走行頑張ってください。