ソアラ430scvのボディ色はしょっちゅう黒と間違えられるのですが、厳密には赤紫というか赤茶です。
4月のこと。
愛車ソアラのエンジンオイルを交換しました。前回の交換からほどなく1年が経過していましたが距離にして2,500㎞ほど。
ここ一年は別の車に乗る機会が多く、昨年末からはバイク乗りとしても復帰を果たしたのでソアラの走行距離はほとんど伸びずじまいです。
そこで、たまには自動車(四輪)について少し考えてみます。
私の世代で自動車といえば日産のR32型GT-RやホンダNSXなど、バブル期の華やかなクーペがひしめく時代でした。当時の田舎の若者にはクーペは憧れの的で、私も長きに渡りトヨタ・スープラ(A80型)を大切に乗っていました。
しかし、社会の活力が無くなったのも影響してか、昨今は四輪への熱が冷めているように思います。
社会全体の動線がエコロジービジネスに注がれている現代において、車のステータス性そのものが乏しくなり、自動車への憧れや価値観の変貌、そして万能化など、道具としての車化が進み「走りを楽しむ要素」が抜け落ちつつあるのではないかと感じます。
世の中のごく一般的な考えとしては「自動車=移動のための道具」という見方が、最大公約数だと思いますが
デザインやコンセプトでドライバーの個性やスタイルを表現したり、車の走りを味わうという意識が希薄になり「この国は本当にモータースポーツが根付かないなぁ...」などと少々古い考え方で感慨してしまいます。
そもそも、日本ではサーキットを気軽に走れるような環境整備(設備や意識)もあまり無く、自動車大国であるはずなのに学校の授業では「自動車文化と人の関わり」といった、一見無駄なように見えてじつは「文化面・経済面」の両方にかかわる重要な勉強を学ぶ機会が少ないように思います。
そういったことが教科書にも載らないので(私が美術として認識している写真(日本はカメラ先進国なのに写真は..)についても言えるのですが)いま一度、情操教育的なものを高みにおいて教育過程を組み立てたほうが、学んだことをはっきりとした目的のために昇華ができて、魅力のある車づくりができるのではないかと感じます。。。
今時の自動車はリッターあたり何キロ走れるかを競う時代にシフトしており、近頃は和歌山でも電気自動車を見かけることもあるので、近未来は満タンバッテリーで何キロ走れるかを競う時代となりそうです。
人間にとっての環境保全として、また、経済的にもスマートに見えることも現代のステータスと言えるのでしょうけれど、自動車が白物家電と化していく姿は忍びないという心境です。
結局のところ、走るというのはガソリンや電気などを消費すること。
それは「贅沢という無駄な行為ではあるが、人には無駄の繰り返しも必要」ということを汲んだ上で、なぜ楽しむことへと繋がらないのか。
メーカーサイドも道具としての優位性を求められると完成度が高過ぎる商品となるのは仕方が無いのですが、そのどれもが嗜好性や一芸がなくなって便利になり過ぎたらつまらないし、人間の楽しめる部分がなくなって困ります(笑)
う〜ん。。。なんだか全然話がまとまりませんが。
自動車は地球環境に配慮をしつつ、エコエコと同じくらいの位置づけで、運転や所有を満たす楽しさを感じさせる乗り物であって欲しいと願います。
人には、なにかしらの夢やイメージは大切です。
そんなことを妄想していたオイル交換の待ち時間に。
トヨタの店内に展示されていたフラット4+FRレイアウトの新型スポーツカー「TOYOTA86」を拝見。
カタログをみていると富士重工のオーラも漂っていました。
TOYOTA86のエクステリアにはマットのガンブラック色なんかも似合うような気が。そして、ワイドボディ+ターボ化したら凄そう。。。なんて思いました。
シートの座面も低い。これは「しんどい」ではなく「非日常でワクワクする」と感じるのが正解。小径ステアリングとマニュアルミッションもドキドキ。こういうのは不便なほど面白いのです。そして、これはおじさん好みかもしれません。
重要なデザインに関しては、店内で見ると「凄くいい」という印象を受けませんでしたが、公道を走っている姿を見ると存在感があって意外にカッコイイと思いました。
みんなが同じような車に乗り出すとパーソナリティの欠如につながるのでTOYOTA 86のように我が道を進む車がやっぱり必要です。
。。。しばらくして、ソアラのオイル交換が完了。
気になっていたバッテリーもセーフで後日の車検も無事にパスしました。
しかし
エコカー減税もいいのですが、私は同じ車に長く乗るタイプなので古い車を大切に乗る減税は
ダメかなぁ。。。f(・ω・;)
なかなか高額な毎年の自動車税や2年ごとの車検(税金)が昔からあまり変わらないのも車離れの現実的な原因だと思うのは私だけでしょうか。
。。。もし合理的に考えるとするならば、エコカーとバイクを所有するのが、道具と走りを分けて楽しめる方法なのかもしれませんね。
4月のこと。
愛車ソアラのエンジンオイルを交換しました。前回の交換からほどなく1年が経過していましたが距離にして2,500㎞ほど。
ここ一年は別の車に乗る機会が多く、昨年末からはバイク乗りとしても復帰を果たしたのでソアラの走行距離はほとんど伸びずじまいです。
そこで、たまには自動車(四輪)について少し考えてみます。
私の世代で自動車といえば日産のR32型GT-RやホンダNSXなど、バブル期の華やかなクーペがひしめく時代でした。当時の田舎の若者にはクーペは憧れの的で、私も長きに渡りトヨタ・スープラ(A80型)を大切に乗っていました。
しかし、社会の活力が無くなったのも影響してか、昨今は四輪への熱が冷めているように思います。
社会全体の動線がエコロジービジネスに注がれている現代において、車のステータス性そのものが乏しくなり、自動車への憧れや価値観の変貌、そして万能化など、道具としての車化が進み「走りを楽しむ要素」が抜け落ちつつあるのではないかと感じます。
世の中のごく一般的な考えとしては「自動車=移動のための道具」という見方が、最大公約数だと思いますが
デザインやコンセプトでドライバーの個性やスタイルを表現したり、車の走りを味わうという意識が希薄になり「この国は本当にモータースポーツが根付かないなぁ...」などと少々古い考え方で感慨してしまいます。
そもそも、日本ではサーキットを気軽に走れるような環境整備(設備や意識)もあまり無く、自動車大国であるはずなのに学校の授業では「自動車文化と人の関わり」といった、一見無駄なように見えてじつは「文化面・経済面」の両方にかかわる重要な勉強を学ぶ機会が少ないように思います。
そういったことが教科書にも載らないので(私が美術として認識している写真(日本はカメラ先進国なのに写真は..)についても言えるのですが)いま一度、情操教育的なものを高みにおいて教育過程を組み立てたほうが、学んだことをはっきりとした目的のために昇華ができて、魅力のある車づくりができるのではないかと感じます。。。
今時の自動車はリッターあたり何キロ走れるかを競う時代にシフトしており、近頃は和歌山でも電気自動車を見かけることもあるので、近未来は満タンバッテリーで何キロ走れるかを競う時代となりそうです。
人間にとっての環境保全として、また、経済的にもスマートに見えることも現代のステータスと言えるのでしょうけれど、自動車が白物家電と化していく姿は忍びないという心境です。
結局のところ、走るというのはガソリンや電気などを消費すること。
それは「贅沢という無駄な行為ではあるが、人には無駄の繰り返しも必要」ということを汲んだ上で、なぜ楽しむことへと繋がらないのか。
何かをすると何かが無くなる。そしてまた何かのために何かをする。
なぞなぞ遊びのようですが、この消費行為と引き換えに物のありがたみや楽しみを直に感じることに繋がるのではないかと思います。
また、何がいいものかを我々はレビューで判断しがちですが、物や事の答えとは用意されるものではなく、自分で手にしてこそ、その経験や発見をする楽しみがあるような気がします。。。
また、何がいいものかを我々はレビューで判断しがちですが、物や事の答えとは用意されるものではなく、自分で手にしてこそ、その経験や発見をする楽しみがあるような気がします。。。
メーカーサイドも道具としての優位性を求められると完成度が高過ぎる商品となるのは仕方が無いのですが、そのどれもが嗜好性や一芸がなくなって便利になり過ぎたらつまらないし、人間の楽しめる部分がなくなって困ります(笑)
う〜ん。。。なんだか全然話がまとまりませんが。
自動車は地球環境に配慮をしつつ、エコエコと同じくらいの位置づけで、運転や所有を満たす楽しさを感じさせる乗り物であって欲しいと願います。
人には、なにかしらの夢やイメージは大切です。
そんなことを妄想していたオイル交換の待ち時間に。
トヨタの店内に展示されていたフラット4+FRレイアウトの新型スポーツカー「TOYOTA86」を拝見。
カタログをみていると富士重工のオーラも漂っていました。
※許可を得て撮影しています
TOYOTA86のエクステリアにはマットのガンブラック色なんかも似合うような気が。そして、ワイドボディ+ターボ化したら凄そう。。。なんて思いました。
シートの座面も低い。これは「しんどい」ではなく「非日常でワクワクする」と感じるのが正解。小径ステアリングとマニュアルミッションもドキドキ。こういうのは不便なほど面白いのです。そして、これはおじさん好みかもしれません。
重要なデザインに関しては、店内で見ると「凄くいい」という印象を受けませんでしたが、公道を走っている姿を見ると存在感があって意外にカッコイイと思いました。
みんなが同じような車に乗り出すとパーソナリティの欠如につながるのでTOYOTA 86のように我が道を進む車がやっぱり必要です。
。。。しばらくして、ソアラのオイル交換が完了。
気になっていたバッテリーもセーフで後日の車検も無事にパスしました。
しかし
エコカー減税もいいのですが、私は同じ車に長く乗るタイプなので古い車を大切に乗る減税は
ダメかなぁ。。。f(・ω・;)
なかなか高額な毎年の自動車税や2年ごとの車検(税金)が昔からあまり変わらないのも車離れの現実的な原因だと思うのは私だけでしょうか。
。。。もし合理的に考えるとするならば、エコカーとバイクを所有するのが、道具と走りを分けて楽しめる方法なのかもしれませんね。
せっかくなのでソアラの写真を額装してみました。
人生の1ページとして
これもまたいい思い出となります。
大阪でメガリに乗っています尾崎と申します。
返信削除ブログいつも拝見させていただいております。
新しい情報が沢山アップされるので、大変参考にさせてもらっています。
また、自分は写真にも興味があり、前回のフォトレッスンには参加したかったのですが仕事で行けず、残念に思っていました。
ホームページでの問合せフォームからメッセージを送りたかったのですが、何度送っても送信失敗となり、こちらに書き込ませていただきました。
大変厚かましいお願いではありますが、フォトレッスンの個人予約の方法等、メールにて教えていただけないでしょうか?
回答お待ちしております。
尾崎勇大さま
返信削除いつもブログをご覧いただきまして大変ありがとうございます。
大阪でメガリに乗られているのですね。私も昨日は大阪におりまして、暑い日差しの中で久しぶりにメガリを堪能しました。。。
また、フォトレッスンにもご興味を持っていただいて嬉しく思います(^-^)
そして
この度は大変お手数をおかけ致しまして申し訳ございません。
ホームページのお問い合わせフォームを調整・復旧いたしました。
お問い合わせフォームまたは以下より、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
西山フォト粉河本店
TEL 0736-73-4950(金曜定休)受付9:00〜19:00
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