2013年10月21日

HANARARTが終了しました


昨日、HANARART2013「郡山城下町エリア」の会期が終了となりました。

最終日はあいにくの雨天で来客が少ないかも...と、心配しておりましたが、作品を出展しておました「旧川本邸ゾーン」は最後まで人が途切れる事もなく、たくさんのお客様に恵まれました。

9日間はあっという間でしたが、ご来場いただきましたお客様、スタッフの皆様のおかげで無事に終える事が出来ました。

本当にありがとうございましたm(_ _)m

HANARART2013はこのあとも、宇陀松山、奈良きたまち、桜井本町、の各エリアが開催されますので、まだまだお楽しみいただけます。☆そちらもどうぞよろしくです☆


さて。

今回の展示を作家の視点からみまして。

旧川本邸のキュレーターをされましたグループ「サラスヴァティ」は、常に「美しいキュレーション」を心がけてくれました。そして、それこそが旧川本邸全体の良質な芸術空間と高い評価に結びついたのだと考えております。※中田洋子さん、松尾寛さん、山中崇寛さん

裏側といいますか、表側といいますか、会期中にさりげなく冷静に拝見させていただいたところ、お客人への配慮から作品や配置のクォリティまで、この建物を光らせるために妥協せず、ひたすら影に徹しつつも力を注ぎ続けたことで見事に花を咲かせたのだと思います。

もし、空間全体をまとめあげて指揮をするキュレーターが、インパクト狙いや、なんとなく突飛なパフォーマンスなどに頼ってしまったり、作品の見せ方を誤ると、大切なところが抜けてしまった現代アートとなってしまい、それは大変な結果になったでしょう。


現代のアート=今時の芸術=今時の美しいもの

古典であれ前衛であれ。

ここに帰結するのではないかと思います。


「芸術に対する真の理解」あるいは「美に対する人間の五感」としてのキュレーションの力が大事だと感じまして。つまりは、その大事なところを「知っている」かどうかが、空間全体を美術として完結できるかどうかの分かれ道のような気がします。

あくまでも個人的な意見ですので、間違っている部分も多分にあるかもしれませんが、きっとおそらくは、これを認知していないと芸術という域にはならないのではないでしょうか。

キュレーターからみても「誇り」を持って携わらねばならず、ある種の哲学というか美学がないと迷走したものとなりますので、キュレーターは作家を活かすために己の感性と理性を鬩ぎ合わせながら、多種多様なアートを一つの世界にまとめあげる大変なお仕事だと思いました。

芸術を光らせることにおいて、それはとても重大なポジションです。

もちろん作家側も同様に、きちんとした芸術として結果を導き出すためには厳しいハードルが課せられます。前述と同様のことと、美しい作品、さらには地域の人や来訪者と密接に関わることを意識した道徳観、そういった全体としての感覚は最低限必要だと思われます。

芸術が人間のあらゆる業のなかで崇高なポジションを維持するには、新機軸への挑戦と、人としてはみ出ずに守る倫理との舵取りを的確に続けていかなければならないと思いました。。。



そして。



なんとか。



私も無事に結果を残せましたのでf( '   ' ;)


ありがたいことに参加が決定しました。

また勇気と覚悟を持って突き進もうと思います。。。



おまけ


昨夜のちょっとした打ち上げ。

会期中のこと、いろんなことw、笑い話も盛りだくさんでしたが、今後のためにもなる勉強ができました。

みなさんありがとうございました。。。



2 件のコメント:

kaga さんのコメント...

HANARARTお疲れさまでした。
私は台風がちょうど過ぎ去った16日に行ってきました。
雨のあとで平日だからか「ADEYAKA」の浴室は私一人でしばらく暗闇にひたっていました。
浴室という閉鎖的な空間と闇で異次元を迷い込んだような感覚で、素晴らしい作品でした。
ただ、各作品の説明は暗さも手伝って老眼の者にはちとつらいものがありました。(^^;)

西山武志 (TAKESHI NISHIYAMA) さんのコメント...

kaga さま

HANARARTにご来場頂きまして大変ありがとうございました_( ' ω ' )_
今回は旧川本邸の大正時代からある浴室に合わせて、艶やかな写真と空間演出をつくってみました。
あの場所だからこそできた光と闇をお楽しみいただけてとても嬉しく思いました。励みになります☆

ご指摘にございます作品の説明文(キャプション)は設置場所や明るさには改善の余地があると私も思います。
小さなスポットライトを照らしたり、文章を見みやすく工夫するなど、次回は改善をさせていただこうと思います_(・ω・)_