2013年11月11日

典雅王-チェレビー

少し前のこと。



Ginseisha,Japan(銀聲舎)主催の音楽絵巻『典雅王 - チェレビー』を楽しんできました。

「講談」ときくと何だか少し難しいような気がしますし、私も特別な予備知識があるわけでもありませんでした。しかし、実際に聞き入ってみると、演じている「人」の生命力や気迫というものを素直に受け取ってみれば、実は誰にでも感じ取れるように思いました。

ちなみに脚本をされている日本テレマン協会会長・中野順哉氏、創作講談は旭堂南左衛門氏、そしてリュート演奏の高本一郎氏により完成する作品です。


Onomachi αで開催。満員で立ち見...f(・ω・;)

お話は混沌とした「オスマントルコ」の国を治めようとしている若き王のお話。
(詳しくは銀聲舎のホームページでもお読みになれます)

その物語を講談の真骨頂ともいえる、鋭く、かつ美しい声の叫びや、戦の場面では追い立てるように釈台を張扇で「パンッ!!パン!!」と叩く衝撃が空気を伝わって、観客席にいる人の心に突き刺さりました。さらに物語の節で奏でられるリュートの美しさが間欠的に聞く側の心を魅了します。

そして、影の主役である「物語」で包み込んだ脚本の完璧さも見事。



久しぶりに「本物」というものを目の当たりにしまして。

それはもう「凄い」の一言でした。。。

そして。



美しき講談が終わったあとは銀聲舎『松尾寛』氏が池原祐太先生作の屏風を背にご挨拶。



この催しは、2015年秋の「きのくに和歌山国体」にあわせて開催する「和歌山国際芸術祭2015」のプレイベントとして日本テレマン協会の設立50周年事業の一部として位置づけられてるのです。

お話は銀聲舎の過去、今、未来への挨拶となりました。

私見ですが、松尾氏が五感を信じて築き上げてきた実績もしかり。

さらに、これから先のステージへ人を引っ張っていくエネルギーは、まるで典雅王のようでした。

いろんな意味で陸の孤島とも言われる和歌山なのですが、これから未来のために若者がやりたいこと、やるべきこと、このいろんなものがあふれる世の中であっても崇高である芸術だからこそできること。それらを成すべきための時間はあと二年。

多分、あっと言う間の二年ですが、着実に人の力で突き進んでゆくものと思います。はたしてどんな物語となるのか今から楽しみであります。

それに向けて着実とたくさんの仲間も集まっているようですし、もちろん私も命がけでお手伝いさせていただきます。

二年後の和歌山に向けて、ワクワク、ワクワクなのです。。。


0 件のコメント: