2014年9月18日

魅惑のレストラン


ある日のお話。

BIWAKOビエンナーレの所用で某所を訪れました。

案内してくれた親友から、美味しいコース料理があるというお話を数年前より伺っておりまして、個人的にとても気になっていたレストランです。

迷路のような住宅地を車でグルグル回っていると、普通に通り過ぎてしまいそうな一角に小さな某西洋料理店の看板を発見。

どことなく、スタ◯オジブ◯のアニメから飛び出して来たような少し古びた感じの建物には窓まで蔦が生い茂りっておりまして、注意しないと見逃してしまいそうな佇まいでした。

小さな車ならなんとか3台ほど入りそうな駐車場に車を置き、やや緑が覆い被さっている短い通路をすり抜けるとお店の入口があります。




さて、ドアに手を伸ばして店内へ入ってみると....


意外にも多くのテーブルが並んでおり、外国製の小物が室内に所狭しと飾られておりました。

近隣は普通の住宅街だったので独特の雰囲気にちょっと戸惑いましたが。


驚くのはこれからw





ワォ...美しぃ(・ω・ )



テーブルクロスにはフルコースのカトラリーがずらりと並べられておりまして。


さっそく、ランチのコースを注文となりました。






そして待つこと30分ほど。。。












ややご高齢のオーナーシェフが料理を運んでくれました。

メニューの名前だけを言葉数少なめに話してくれましたが、それが物足りないわけでもなく、他に語らずとも何となくその人がわかるような感じの人です。こちらも敢えて話を申し込むわけでもなく、振る舞われた料理を楽しみたいと思わせてくれました。





しかし。



...e(・ω・;)

オートブル。。。?





いえ、間違いなくオードブルなのですが、このボリューム。。。

私は小食ですので、他にパンがあれば満足できそうな位です(笑)

シェフは一人で切り盛りされているご様子ですが、飾り付けまで随分と手間隙がかかっております。





内心、ワクワクしながら口にふくむと。。。





香り、酸味、お野菜の旨み。

そのどれもが、調理によって素晴らしい味に昇華されておりました。





美味ヽ(*´v`*)ノ〜♪





塩を効かせすぎず、味がまろかやなのにやさしく濃厚。

とくに酸味の加減が最高で超がつくほどの中道だと思うのですが、何故だか物足りなさは皆無ですごくおいしいです。クセや分かりやすいアクセントも主張しないものの、旨みという料理の本質を忠実に再現していると言って差し支えないテクニックだと思いました。。。つい長々と語りましたが。

これは『完璧』の一言です。


次に適温に暖められたバゲットが運ばれてきました。

外はカリカリと香ばしく中は柔らかい。

きちんと塗りバターの温度を保つ配慮もされています。


暖かいサツマイモのポタージュスープ。

これも美味しいです。小さくカットされたサツマイモが時折入っておりまして、優しいスープの中にも甘い香りがたまりません。。。







ちょっと休憩。

コース料理は次のメニューを待ちながら会話を楽しめるのがいいですね。

食事は楽しい語らいの場となりました。

そしてもう、お腹はいっぱいですが...



さらに魚料理は鯛とムール貝。

クドくない甘さで見事な美味しさでした。隠し味の◯◯◯ー◯が良い感じ。

ムール貝も鮮度が良く、とてもまろやか。

しかし、ししとうは大当たり(*_*;)



メインの肉料理は牛サーロイン。

香ばしい焼きと葡萄の香りがフルーティなソースはパンですくいあげたくなります。。。お野菜も美味しい。

そういえば。。。キッチンからチリチリと肉を焼く音が聞こえていたのですが、お店全体を一人でこなしているのには驚きでした。


最後は珈琲(または紅茶)とデザートが可愛らしいプレートに飾り付けられてやってきました。

ご一緒だった女性方たちも「可愛い〜」と満足げ。

アートの領域まで熟達された料理のテイストだけでも十二分に素晴らしいと思いますが、ボリュームのすごさもにもシェフの優しさが感じられます。




まぁ...フルコースなのだからボリュームもこのくらいでは?

と思われるかもしれませんが。






しかし、本当に驚くべきことは。。。
















センゴヒャクエン。










...e(・ω・;)税金は別ね。




これだけ手間がかけられた文句なしのコース料理が信じられない御代となっております。

個人的には最低限三倍以上しても当然の内容だと思うのですが、開いた口が塞がりませんでした。。。

料理に恋をしてしまいそうな素晴らしい西洋料理店だったのですが、もしかしたらシェフは食事を楽しんでくれる客人をもてなすことが好きなのかもしれませんね。

美味しいコース料理を身近に楽しませてくれる潔さはとても美しいと思いました。










おまけ

コース料理ですので、当然ながらお食事の時間は最低でも3時間前後は必要だと思われます。某西洋料理店は、お時間に余裕がないと大変なことになります(笑)

あと、ディナーもセンゴヒャクエンという噂が(   ω   ;)...



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