2015年2月17日

リボーン その3


前回は「あるもの」のエアクリーナーやキャブレターなど、吸気系と燃料タンク諸々を修復しました。

某所において続いてとりかかったのはブレーキのオーバーホール&カスタムです。

まずは前後のブレーキマスターシリンダーとキャリパーのオーバーホール。

もちろん、どれも初めての作業ですが、もやは退路は無いと考えておりますd(・ω・;)


 それではさっそくフロントブレーキのマスターシリンダーを分解。


リザーブを覗いてみると少しだけゼリー状の液体が見えるだけ。。。ブレーキフルードはほとんどありませんでした。

想像よりも汚れは少なくて一安心。


リザーブ側の樹脂製プレートやネジは掃除して再利用。ダイヤフラムは念のため新品に交換(全然ヘタってはおりませんでしたが)。


手強いCリングをマイナスドライバーで外し(大変めんどうですので次回は絶対にスナップリングプライヤーを購入します)フロントブレーキマスターシリンダーのピストンを抜きました。


ピストンを抜いてからシリンダーの点検。なかなかにおぞましいのですが、サビや汚れはお湯で洗うと綺麗になりました。


ブレーキオーバーホール等に用いる交換用の純正パーツはまだ大部分が存在しましたが、一部の部品は廃盤となっておりますf(・ω・;)デスヨネ...

割合しますが掃除とパーツ交換、組み立てでフロントマスターシリンダーは完了。このバイクの場合は単純な構造ですので難しくはありませんでした。


続いてフロントキャリパーオーバーホール。

予めブレーキフルードを抜く処理をいたしておりましたが、液はほとんど出て来ませんでした(笑)


とは言いながらも。


実際にはあまり笑えません

(・ω・;)フルードはどこへ?

謎ではありますが。。。とにもかくにもキャリパーを外してお掃除再開。



キャリパーを分解していくとサビだらけのピストンが目に留まります。。。


固着気味のピストンを抜くためにアストロプロダクツで購入しておいたブレーキピストンプライヤーを使用。これならピストンの外側が傷つきません。でも使い心地はそれなりです。


グリグリしながらゆっくりと抜きます。


ピストンは取り外してから水研ぎ(横磨き)。もちろん新品のピストンに交換しますが、まだまだ使えそうなのでストック品にしておきます。

同時にシール諸々を分解したキャリパーをマジッ◯リンで洗浄、お湯洗いしました。

フロントブレーキパッドの残量はまだ半分ほどありましたが念のために交換します。


今回はZCOOのブレーキパッドをセレクト。

レディ(メガリ250r)と同じ「メタリカ」にしようと思いましたが若干安価でしたのでお試し用に購入。


新しいシールやピンストンをブレーキフルードを塗りながら組み込みました。

キャリパーの各部には必要なグリスアップも施しております。あとはヘラでブレーキパッドごとピストンを後退させてディスクローターをはさむようにしてフォークへ取り付けます。ちなみにフロントのディスクローターはほとんど減っておりませんでした。

パッドピンも若干変形しておりましたが動きは良好です。


続いてリアのブレーキマスターシリンダーをオーバーホール。


こちらもフロントと同じようにお湯で洗浄してから完全乾燥後にピストンやシール類を全て交換です。


ここで問題となったのはリアブレーキキャリパーピストンの固着です。


じつは、レストア前にブレーキペダルを踏んでみたところ、ピストンが作動している感覚がなく、固着による作動不良を起こしておりました。放置車には定番のようですがブレーキピストンプライヤーでグリグリしても全く抜けず、手が痛いだけでビクともしません。。。

仕方なく、普通のプライヤーで抜きました。


...(´・ω・`)あぁ...


おかげでピストンは傷だらけとなりますが抜くことはできました(もとより新品交換するつもりでしたが...)。じつのところ、部品を交換するだけなら簡単なのですが、使えるパーツを綺麗に磨き上げる作業がだんだんと楽しくなってくるのでちょっとガッカリです。

つまり、メンテナンスとはお掃除する喜びに目覚めることなのかもしれませんw

このあと、リアブレーキキャリパーを洗浄、シールとピストンの交換諸々とグリスアップでオーバーホール完了です。

純正のブレーキパッドがたっぷり残っていたのでそのまま使用することにしました。でもリアのブレーキディスクは確実に減っております。いずれは交換ですね。



仕上げとなりますが、せっかくですので前後のブレーキラインを「ACパフォーマンスライン」のステンレスメッシュに交換。ちょっとしたカスタムです。

いかにもメッシュというよりも、あえて地味なスモークホース&ゴールドソケットを選びました。新しいブレーキフルードを注射器で注ぎました(キャリパー側から)。小さいので使用量は前後ブレーキ合わせてたったの100mlほど。

最後は初めてのエア抜き作業。

てっきり時間がかかると思いきや前後合わせて15分程であっさりと終了。

完成するとブレーキレバーはカッチリとした最高のタッチとなります。

これでブレーキ関係が蘇りました。

...( ・ ω ・ )!!

作業時間は各部の汚れを丁寧に落としながらとなりましたので合計で約4時間。ディスクブレーキの構造を勉強できたので私的には大満足です。

これで「ブレーキオーバーホール」のスキルをゲトしました☆

でも。

※念のため。ブレーキは重要部品ですのでオーバーホールやメンテナンスは必ずショップにご依頼ください。

よろしくお願いしますねm(_ _)m


つづく


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