2016年2月12日

蝶蝶


しばらく前のこと。

とある温室で蝶蝶の撮影指導をする機会がございました。

冬の空気に包まれた世界から温室に足を踏み入れると、汗ばむ陽気に身体中がほっこりといたしました。

時刻は午後、やや黄色みを帯びた光線が差し込んでくるガラス張りの天井に視線を向けると、忙しそうに此所彼所へ蜜を求めて舞う蝶蝶の姿。

指導をする傍ら、レンズ越しに蝶蝶を追いかけながら撮影していると、ツマムラサキマダラやリュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハなどなど、たくさんの蝶蝶を撮ることができました。


しばらくして、ふと、ヒラヒラと舞う蝶の眼下を見渡すと熱帯植物たちが目に入ります。

じっくりと目を凝らして探してみると、実に多様な種々が鬩ぎ合う中で緑の隙間から小さな花々が美しさを競い合っている姿を見つけました。

温室と言えば、いかにも熱帯植物というような色鮮やかな花が目につくのですが、実はそういった派手なものだけではありません。

一見すると地味ではありますが、小さな花々にも確かな命の存在(個性)があるということをあらためて知るきっかけになると思います。

 リュウキュウアサギマダラ

同じように蝶蝶にも個性がありまして、人の存在を気にしないのんびりしたものや、逆に人の気配を鋭く察知する個体まで様々でした。


また、温室には他にも面白い被写体が盛りだくさん。

例えば、案内板に映り込んだ天井の虚像も見ようによっては複雑怪奇な作品となります。やや印象派よりの写真ですが、絵とは違う「現実」であることも写真の魅力ですね。


他にも、温室のある館の入口にて見つけた足下に光るプリズム。

これも人の「心」次第で芸術となりえるのかもしれませんね。


ゆらゆらと揺れる光に何を感じるのか。


それが何なのかわからなくても、とりあえず心の向くままにシャッターを押してみることで後々に理解できることもあると思われます...(・ω・ )たぶん。














おまけ


小さな黄色い蝶蝶と小さな白い花。

マクロな視点から見た世界もまた、美しきことだと思います。。。



4 件のコメント:

ぺんぎん さんのコメント...

こんばんわ。美しい色彩の世界ですね!蝶も花も自然の中でももちろんきれいですが、温室という閉鎖された空間の中だからでしょうか?怪しげで、とても素敵です。蝶は飛び回るので撮影が難かしいイメージがありますが、温室はぬくぬく温度なので蝶も動きがゆったりしているのですかね。

西山武志 (TAKESHI NISHIYAMA) さんのコメント...

ぺんぎん さま

こんばんは
冷たい外気とガラス壁で隔たれているだけなのに、まるで楽園のようなポカポカさでした。
とくに夕方に近い時間帯は光線が色づいて綺麗ですし、人も疎らで怪しい雰囲気に包まれております。

リュウキュウアサギマダラは比較的大人しいので簡単ですが、常に飛び回っているような蝶蝶は撮るのが難しいですね。

(o)¥(o))~~  q(・ω・q;)...気づかれてる!?

ゴエモン さんのコメント...

わーーーーーーーーー‼️

どの写真も全部好き❗️
二番目とか特に大好き‼️


…興奮しました。
失礼いたしました…

西山武志 (TAKESHI NISHIYAMA) さんのコメント...

ゴエモン さま

お疲れさまです
二番のお写真をお気に入り頂けて嬉しく思います。
地味だけれど小さな花や植物が合わさっているところがポイントです♪
ありがとうございますm(^ω^)m