2011年4月3日

写真集展のことなど

こんばんは(_ _).。o○

まだ少し冷え込みますが、和歌山でも桜が咲き始めています。

先月にNHKで開催されました西山塾の写真集展も終了し、もう一週間が過ぎました。今回はせっかくですから西山塾や展示会のことなどを私の視点から少し書いてみようかと思います。順を追ってお話すると西山塾というのは1つのテーマを約1年という期間をかけて写真集を作り、発表することを目標としています。生徒数は作品の質を重視するお教室なので現在のところ7名とかなりの少数精鋭ですが、実はあと2名程募集中。。。

塾生は各テーマに適した写真を撮りながら徐々に写真集としてまとめるお勉強をします。私の仕事はインストラクターとして、撮り方(写真の視点から技術的な支援を含む)と写真集にかかる全体像の構成や文章の添削などの監修が大まかな仕事です。
でも、とりわけ大切なのは写真集から作者の「心やメッセージ」が綴られていること。写真集も写真作品も生き物ですので、私は人が感じられる部分をとりわけ重視しながら指導をしています。無論、見た目の美しさにも抜かりはありませんo(・ω・o)

ねらいは上述のとおりですが目的はこれらの作品を見てもらうことがとても大事だと考えています。そこで展示会場であるNHKさんのご協力を頂きながら展示会を開催するにいたりました。おおやけな写真集展としては和歌山ではたぶん初めてということもあってか結果的にはまずまずの成功だったと考えています。

実際に「テレビを見ました」という声もたくさんあって、会場まで写真集を見に来てくれた方が多かったのが事実です。今回はDMの郵送もしませんでしたので写真ファン以外の人も多いのが印象的でした。

 写真集展の様子

アマチュアの間でも綺麗な写真や写真集はたくさんありますが、ひた向きさが美しいと感じるような写真展は少数派なのもあってか、心が動くのを感じてくれた人も多かったようです。ただ、それだけでは今後の発展が見込めませんのでクラシックなところは継承しつつ、改善すべき点と反省を行わなくてはならない部分も見え隠れしています。

和歌山は人口も少ない小さな地方ですが、今回の写真集展を見るためにわざわざ足を運んでくれた人達が大勢いらっしゃるので、何かしら写真の魅力を広く伝え続ける努力は不可欠だと思いました。田舎であっても写真が芸術の一部としての認知を携えるために草の根から促し続けることがまだまだ重要です。

遅ればせながら、今回の主役はまぎれもなく塾生の7人。出展にあたり、彼らの心意気に心から感謝とお祝いの言葉を贈ります。
☆:・'★.。・:*:・'☆本当にありがとう:・'★.。・:*:・'☆

それと、今回ご協力を頂きましたNHK和歌山放送局の皆様にも多謝であります☆

 私も作品を展示