このところ、お宮参りの撮影などで忙しかったので。
すこし休憩もかねて、モデル撮影会の講師をしてきました。
場所は和歌山県のマリーナシティ内にあるポルトヨーロッパというところで開催。今回は和歌山のモデルお二人にご協力をいただきました。
モデル:吉岡淳子さん
写真教室の事務局側にも協力をいただきながらの撮影でしたが、すこし人手不足だったこともあり、私は撮影指導をする傍らでレフ板持ちも兼任することになりました。
右手はカメラ、左手はレフ板。。。座っているとまるでカニのようです。。。
序盤は被写体とのコミュニケーションをとるために、相手の顔色を確認しながら、少しずつ会話を広げての撮影となります。この段階では初歩的なモデル撮影のコツを解説しつつ、モデルと生徒さんが慣れるようにゆっくりと撮影を続けます。
そして、午後からはだいぶ慣れてきたこともあって、撮影開始前には既に楽しそうな会話が弾んでおり、とてもよい雰囲気に。
ここからはモデルの自然な表情の中に、カメラマンの個性が光るような作品づくりが中心となってきます。撮らされるだけでは魅力的な作品とはなりませんので、モデルのより魅力的な一瞬を逃さずに捉えることが大切ですね。
私の場合、モデルが経験に長けている場合には自由な魅力を引き出しますし、逆に経験が足りない場合には、魅力が芽生えるくらいのリードをしてみます。
互いの空気の流れが、ちょうどよくなるように押したり、引いたり。
モデル:坂口亜矢さん
ただ撮らされるだけの撮影会ではなくて、それを作品とするような場合にはカメラマンとモデルの共同作業となりますので、限られた時間のなかでも互いの信頼を結びながら撮ることはとても大切に感じます。。。
技術的なことはもちろん必要ですが、フィーリングなどの距離感も重点的に指導をしてきました。
今回は雨天での撮影で大変でしたが、最後まで丁寧に頑張ってくれたモデルのお二人には心より感謝をしております。
ありがとうございました(・ω・ )ノ☆