2011年11月26日

有野永霧先生に会いました

今年も12月がすぐそこまで来ています。

この時期になると例年であれば成人式の撮影などがメインの仕事に移りつつあるのですが、また七五三の撮影予約が伸びてきました。
本年度の七五三撮影は8月頃からコンスタントに撮り始め、11月15日頃にピークを迎えました。この時点では昨年よりも若干下回った件数なのですが、ここにきて年末までに七五三の撮影をしたいというお問い合わせが度々寄せられています。。。

12月は成人式の前撮りや家族写真、お宮参りなども昨年よりも順調なペースで入っているので本当にありがたいのですが、和歌山のような田舎においても、今年は何とも季節感のない撮影スケジュールとなっています。

そんな中

今日は和歌山県の橋本市にある橋本フォトクラブさんから同クラブの写真展を開催するとのご連絡を頂戴していたので、仕事の合間を縫うように急ぎ足で写真展を見にいってきました。

私は夕方に伺いましたが、広い会場は多くの来客で賑わっていました。ちょうど母校の大阪芸術大学で教授を務めている有野永霧先生が講評会をされており、丁寧な解説で参加者と楽しそうにトークをしている最中でした。

トークでは人がいっぱいだったので、私はそれを横目に展示作品を拝見させていただくことに。

会場は広大な展示スペースを有しており、一人当たりの展示スペースも十分なゆとりがあるので、展示作家が自由なレイアウトで作品を展示できていたのが印象的です。モノクローム作品もたくさんあって昔ながらのクラシックなスタイルが多いのですが、写真の魅力は色あせないものであり、しっかりとした気持ちで制作されている気持ちが伝わってくる写真展だと感じました。写真展も今回で37回を迎えたとのことで、ベテランらしい作風が光ります。

そして有野先生の解説が終わった後、少しの時間でしたがお話をさせていただきました。学生のころ、私自身は有野先生から直接のご指導を多く受けたわけではありませんでしたが、私の尊敬していた先輩が有野先生の教え子で先生を大変よく慕っており、先生にまつわるお話をよく聞いていたので、そんなことも少し交えながらお話をさせていただきました。有野先生も私のことを覚えていた様子ですこし驚いていた感がありました。

大学も随分と変わったと話されていましたが、「写真を続ける」ということの大切さは何時も変わらない。なんとなくそう感じた時間でした。


帰り道、日暮れ時の信号待ち。


今回は突然の会見で恐縮でしたが、快く出迎えてくれた有野先生や橋本フォトクラブの皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。


明日もスタジオ撮影やらくらく写真教室の講評会で少しハードですが頑張ります。。。

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