今日は朝からお昼前まで、ご予約を頂いていた撮影の仕事をこなしたあと、和歌山市で開催中のらくらく写真教室第6回写真展の展示会場へとすぐさま移動して講評会をさせていただきました。
お昼過ぎに会場に入ると客入りはまばらでちょっと心配しましたが、講評会が始まる時刻が近づくとあっという間に30名程の人で埋め尽くされました。
今年で6年目を迎える写真教室の写真展は新しい生徒を迎えたこともあり、例年よりも作品に意気込みを感じさせるようにしようと努力しながら進めてきました。
アマチュアの企画展示とはいっても、もしかしたら並のプロカメラマンよりも写真にかける熱意や楽しさを知っている彼らの作品はそれぞれに光り輝くポイントが散りばめられていると感じます。
今回は私が作品講評をするばかりではなく、生徒さんにも自身の作品について意見を頂きながら進めてみました。写真家としては作品からどんなことを伝えたいのかという言葉を読み解くことはできますが、撮影現場で起こる裏話などは作者から直接聞くと話の幅もひろがり中々に面白いと思います。それに写真のことを熱く語ってくれると先生も嬉しいのです。
あと、一つ気づいたことがあります。この度の写真展では中間年齢層や若い世代の方にも講評会に参加をいただきまして、これは大きな収穫だと思いました。写真教室というのは、どちらかといえば時間にゆとりのある高年齢層の方が多く、少し狭い世界になりがちですが、今回の講評会では若い方も参加をされて、真剣な眼差しで写真作品を眺めていたり作品についてのお話を受けとめてくれていたのが印象的です。
私としては年齢を積み重ねてきた者が見た重みのある視点と若く純粋で力を感じさせる視点には、互いに持ち合わせない魅力を交換し共有できる要素があるのではと思いました。できればもっと積極的に交流できる機会があれば新しいものが生まれそうな気がしますね。
写真展も本日11月28日(月)午後4時までとなりますが、写真も絵のように美術として楽しんでいただけたらと切に思います。
講評会にご参加をいただきました皆様、本当にありがとうございました。
そして無事に講評会も終了後、別の仕事でお客様と打ち合わせを数件、さらに残業であります。。。
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