仕事で大阪に立ち寄りまして。
「ザ・大阪ベストアート展」を鑑賞いたしました。
東急ハンズの東隣にある展示会場に入ると50点の作品が展示されており、気軽な雰囲気の場内に入ると近い距離から作品を鑑賞することができます。
ポストカードを購入、しかし50円というプライスは
イメージの価値に対してあまりにも安すぎるような気がします。。。
中でもひときわ魅惑的に感じた作品はキスリングの「オランダ娘」。
絵はダークトーンの背景にパステル調の明るい衣服を纏ったモデル。
やわらかくディフォルメされたボディに対しフェイス部分はエッジの効いたリアルな描写が独特で異彩を放ちます。
うつろな目と凛とした表情が気になり、背を向けてもつい振り返ってしまう存在感と美しさが隠されているようでした。
キスリングの作品は、ただ見た目が綺麗というわけでも、浮ついて奇をてらう方向でもなく。
地味だけど芸術(美しいもの)の意味を理解されているように思います。
とくに「オランダ娘」は魂の入った作品ではないでしょうか。。。
ちなみにこの日は
こんな写真を撮っておりました。
風雨の影響で撮影はすぐに切り上げてしまいましたが。。。
真実を司る写真だって
芸術作品として人の心を動かせるはず。。。
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