しばらく前のこと。
大阪の堺市で開催されていた「堺アルテポルト黄金芸術祭」に出掛ける機会がございました。
会場は和歌山からも近く、堺旧港、綾之町、宿院、そして堺東エリアの広域で複数の現代アート作品やパフォーマンスが催されたイベントです。
じつのところ訪れたのは3月の中頃ともありまして、緑もようやく少し顔を出し始めた春のとばりでした。まだ肌寒い季節の節目でしたが、作品や町は中々に熱かったと思います。
会場には様々な作品がございましたが、一例として。
地上から天まで届きそうな竜巻を思わせる作品や、竹で組まれた大きなドーム型のフレームの一面を傘で取り囲んだ「古墳アンブレラハウス」など、作家さんの表現力や楽しいアイデアで構成された作品群はまさに芸術の港と呼ぶにふさわしい内容の芸術祭だと思いました。
今回は終了しておりますが、またビエンナーレもしくはトリエンナーレとして今後も開催されると思います。
おまけ
各会場ではボランティアの皆さんが精力的に活動をされてまして、堺の歴史などを親切に解説してくれました(ちなみにここは町家歴史館山口家住宅です)。
錦之町には戦火を逃れた町家や長屋が存在し、その数は京都よりも多いとのこと。
そして、館内にはいたるところに謎の芸術作品が潜んでおります(笑)
路面電車沿いには古い建物も多く残っており、現代にも変わらぬ風情を残しておりました。
美しい現代アート作品とこのような古い建物を同時に観賞することができると楽しいですね。似たような様式美の建物は多いのかもしれませんが、実際には地域それぞれによって特色の異なる建物であったり空間があると私は思います(^ ^)
ここは写真の撮影を楽しむにあたり、被写体探しに苦労することも少ないですね。
ちょうど、過去アート的な「ひな人形」もいくつか展示されていたのですが、雛道具も含めてどの御雛様も強烈にすごい。。。f(・ω・;)
本当に
凄い。。。!?
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