今年も早いもので年末となりました。
仕事や用事も来週中には一段落つきそうです。
ということで、レディ(メガリ250r)も半年で450km程しか乗っていない状況だけど、少し前に隙をみては点検作業などを楽しんでおりました。
まぁ...眺めているだけでも楽しめるのがバイクのいいところですね(笑)
それでは、まずはタイヤの交換から。
スリップサインまではもう少し大丈夫そうですが、前後ともにゴムは古くなっております。交換前も絶対的なグリップこそ落ちてはいるものの、公道における走行程度では何の問題もありませんでした。
ただ、ダウンヒラーということもあり、フロントタイヤの両サイドは段減りが大きく、ハンドリングがシビアになっていたので気持的にすっきりしたいなぁ...ということでd(・ω・ )
ホイールをフォークから外す前(フロントスタンド)にアクスルナットを緩めておきます。メガリのフロントアクスルナットは26mmのソケットです。
さらにアッパーカウルを外すことで、フロントスタンドはカウルに干渉することなく持ち上げることができました。
ちなみに、選んだタイヤの銘柄は今回もIRCのハイグリップタイヤRX-01 SPEC-R。
もはや近所の町乗が主体ということもあり、今回こそはRX-02と迷ったけれど、RX-01 SPEC-Rはスライドコントロールがしやすいことが決め手。ちょっとした峠道も安心です。
RX-01 SPEC-Rのグリップ力そのものはソコソコですが(例えばサーキットでタイムを削る場合は別の銘柄が良いと思われます)とにかく滑っているときのコントロール性が優れています。
このタイヤはフルバンクからスロットルを開けると、例え夏の路面でも少し早いタイミングでタイヤは滑り出します。しかし、完全にコントロールを失うようなことはなく、グリップの限界を越えても一気に破綻して転倒するようなことはありませんでした(未だ無転倒です)。
極端に言えば、スライドしても緩やかにグリップが戻ってきます。
グリップ→限界を越える→スルスルと滑る→粘りながらグリップ力が回復。
といった具合です。
確かにグリップ力を優先し、フルバンク中でも全開加速して車体を前に押し出したいという思考の方には不向きなタイヤだとは思いますが、私は絶対的なグリップよりも、スライドしたときに容易にコントロールできる性能を優先しております(※それでも普通のタイヤよりは十二分なグリップ力はありますから問題はないですよ。町乗りからツーリング、スポーツ走行、サーキットランも大丈夫です)。
ちなみに新車の標準装着タイヤであるRX-01も特性的には似た傾向だったと思います。
SPEC-Rよりもグリップ力は明らかに低いこともあって、かなり早い段階で滑りますし、少し粘りに欠けるスライドコントロールでしたが、ハイグリップに頼りきらない走りの勉強になったタイヤでした。雨天だけは残念な性能でしたが。。。過去の記事はこちら
そして、年間の走行距離が少なく、摩耗よりもゴムの劣化を早く迎える場合もハイグリップタイヤの方がお得ですね。
結局はこうなります(笑)
外したホイール。ディスクローターの減りはまだ大丈夫。
シールをチェックするとヒビ割れが...f(^ ^;)
今回はフロントホイールのベアリングも交換いたしますので、古いベアリングをゴムハンマーで打ち抜きました。
リアホイールベアリングの交換記事はこちら。
写真は古いベアリングとシール。
新しいベアリングは日本製の『NTNの6004LLU』を2個使用しました。
当然ながらシールも新品と交換。私は在庫していた純正品のシールを使用しましたが、日本製でも大丈夫だと思います。
例を上げると武蔵オイルシール工業の『品番 UE25457』内径25mm外径45mm 幅7mmです。こちらも左右で2個使用。
ベアリングを丁寧に打ち込み(カラーを入れ忘れないように)防水を兼ねてグリス(普通のリチウムグリスまたはオメガグリスがあればそちらで)をたっぷりと塗り込みます。実際にはベアリングの表面とシールのリップにはたくさん盛っております(笑)
あとは、タイヤを持込で交換してくれるショップで前後のタイヤを交換してから車体に組み付けて完了です。
続いて、前回の交換から8,000km程は走行しているであろうスパークプラグの交換。
車体の右カウルを外せばアクセスできます。プラグレンチは車載工具のものを使用しました。新しいプラグを取付けた際は、プラグキャップを奥までしっかりと差し込むようにします。差し込みは少し硬かったので。。。
初回はNGKイリジウムプラグ 『CR8EIX 4814』そして二回目はデンソーのイリジウムプラグ『IU22』。
今回は標準のNGK『CR8E』を使用してみました。
イリジウムプラグは僅かばかり始動性やピックアップに優れていると思いますが性能差としては無視しても差し支えないレベルです。
イリジウムプラグは僅かばかり始動性やピックアップに優れていると思いますが性能差としては無視しても差し支えないレベルです。
標準プラグは安価な分、5,000km毎に交換しようと思います。
他のメンテナンスとして、電圧的には全然問題はなかったのだけど念のためにバッテリーも交換しました。さらにリア側のブレーキオイルも入れ替えです。
こういったことも車検がないと、なにかと忘れがちかもしれません。
こういったことも車検がないと、なにかと忘れがちかもしれません。
もし、忘れがちなら年末はマシンの再点検をしてはいかがでしょうか(^ ^)
交換後に走ってみるとかなりビックリしますよ。
ハンドリングは驚くほどニュートラルになり、新車のような気分で路面を舐めるように曲がれます。
ベアリング交換の効果も凄まじく、抵抗感は激減しました(笑)
ちょっと走りが物足りなく感じたらタイヤ、ホイールベアリング、チェーン(掃除でも可)等々、足回りの点検をおすすめいたします。
ハンドリングは驚くほどニュートラルになり、新車のような気分で路面を舐めるように曲がれます。
ベアリング交換の効果も凄まじく、抵抗感は激減しました(笑)
ちょっと走りが物足りなく感じたらタイヤ、ホイールベアリング、チェーン(掃除でも可)等々、足回りの点検をおすすめいたします。
おまけ
朝メガリ。軽い。そして美しい(^ ^)
来年には発売されそうなCBR250RRやGSX250Rなど、250ccクラスのラインナップも充実してきましたね。とくにCBR250RRは発売前からヒットの予感がするカッコイイバイクだと思いました。
250ccとしてはパワーも十分な38.7PS。期待できそうです。
250ccとしてはパワーも十分な38.7PS。期待できそうです。
強面だけは好みではないのですが、メガリに乗れなくなったら消去法的には購入候補になると考えています。オートバイは現状3台体制ですので、これ以上の管理は難しいものの、CBRの試乗会があれば是非に参加してみたいところです。
ヘルメットシールド&ピンロックも交換。
今回も視界が良好なクリアミラーシールド。
曇らないピンロックシートも寒くなってくると必須ですね。
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